気液上昇並流充填塔における平均ガスホールドアップ
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概要
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球および円柱粒子を用いた充填層内における気液上昇並流を空気-水系で研究した. 充填層に管群モデル (Hydraulic radius model) を仮定し, 平均ガスホールドアップの整理に垂直円管内における気液上昇並流の相関法を拡張して, 適用した.<BR>気体の容積流量割合に対して基準化された平均ガスホールドアップは静止液中における単一気泡の自由上昇速度の大きさと相対速度が無視しうる場合の気泡上昇速度の比で表される流動パラメータについて良好に相関することができた.<BR>この結果, 充填層内における気液上昇並流の代表速度および代表的気泡寸法としてそれぞれ (u<SUB>g0</SUB>+u<SUB>l0</SUB>) /∈と (σ/Δρg) <SUP>1/2</SUP>を用いると, 流動パラメータは流れに働く種々な力の大小関係を表すとみなされるので, 流れの力学的相似条件を規定する因子として認められる.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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田中 久弥
富山大学工学部
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川崎 博幸
富山大学工学部 物質生命システム工学科
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川崎 博幸
富山大学工学部 化学生物工学科
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田中 久弥
富山大学工学部 化学工学科
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川崎 博幸
富山大学工学部 化学工学科
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