気泡塔内の平均ガスホールドアップに対するガス分散器として用いた多孔板における幾何学的条件の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
直径0.32 mの気泡塔において,0.5, 1.0, 2.0 mmの孔径d, 22, 88, 352, 864, 1766の孔数n, 0.7, 1.0, 1.6, 2.0, 3.0, 6.2 cmのピッチpを組合せた正三角形配列の多孔板を用いて平均ガスホールドアップφを0.64, 1.92 mの静止液高さZ0で測定した.d=0.5 mm, n=864, p=1.0 cmとd=0.5 mm, n=1766, p=0.7 cmの多孔板の場合に両Z0においてもっとも高い値のφを得た.一方,d=0.5 mm, n=88, p=0.7 cmの多孔板でもっとも低い値を示した.φを規定する因子の一つである気泡の自由上昇速度を予測する相関関係を多孔板の幾何学的条件からなるパラメータnp/dDT2について得た.
- 2007-01-20
著者
-
川崎 博幸
富山大学工学部 物質生命システム工学科
-
加藤 寛之
富山大学工学部 物質生命システム工学科
-
山本 辰美
富山大学工学部
-
熊澤 英博
富山大学工学部 物質生命システム工学科
-
川崎 博幸
富山大学工学部 化学生物工学科
-
山本 辰美
富山大学工学部 物質生命システム工学科
-
山本 辰美
富山大 工
-
山本 辰美
富山大学大学院 理工学研究部
-
川崎 博幸
富山大学工学部 化学工学科
関連論文
- ゲルクロマトグラフィ-のカラム負荷とランタイム
- 2列ニードル噴流によるW/Oエマルションの生成
- 単孔板を用いた気泡塔におけるガスホールドアップ
- 分離プロセスモデルにおけるポアソン因子の一様性
- ポアソン過程よりみたクロマト分離の移動単位数
- クロマトグラフ分離法における溶出時間差の分布
- 垂直円管内の気液上昇並流における気泡通過頻度
- 垂直流路内における気液上昇並流の平均ガスホ-ルドアップ
- 気泡塔内の平均ガスホールドアップに対するガス分散器として用いた多孔板における幾何学的条件の影響
- 孔配置の異なる多孔板を用いた気泡塔(直径0.32m)における平均ガスホールドアップと液混合時間
- 形態の異なる3種類の静止型混合器により生成されたエマルション中分散滴径と所要エネルギーの関係
- ジャノースキー・ポールマン式液体笛による低周波数域での乳化分散特性
- 内部循環式エアーリフトリアクター内における液循環時間
- 2種類の静止型混合器における乳化分散特牲の共通性
- ドラフトチューブ付き気泡塔の液混合時間に及ぼすダウンカマーに設けた充填層高さの影響
- ドラフトチューブ付き気泡塔における液循環時間に対するダウンカマーに設けた充填層の影響
- 気泡塔内の平均ガスホールドアップ, 物質移動容量係数および液混合時間に対する多段式の多孔板付きドラフトチューブの影響
- 密閉系における乾燥剤シリカゲルの必要量
- ニードル噴流を用いた小型連続乳化器の特性(2列平行ニードルを用いた場合)
- 滞留回避機能を付与したカプセル内視鏡の開発--滞留回避機構の操縦特性
- 垂直円管内および充填塔内の気液上昇並流における固体-流体間の反応を伴う物質移動
- 気液上昇並流充填塔における粒子-流体間の物質移動
- 垂直円管内の気液上昇並流における壁面-流体間の物質移動
- 気液上昇並流充填塔における平均ガスホールドアップ
- 自走式カプセル内視鏡におけるリニア推進駆動の開発
- 滞留回避機能を付与したカプセル内視鏡の開発 : 滞留回避機構の操縦特性
- リン酸八カルシウム骨前駆体の調製とアパタイトへの転化特性評価
- バイオミメティック法による高分子/アパタイト複合骨材の作製に及ぼす表面処理効果
- バイオミメティック法による高分子基板上への骨類似アパタイト形成能向上に関する研究
- A17 L-アスパラギン酸の冷却晶析における超音波照射の効果(口頭発表)