電気浸透法による魚肉の連続脱水装置の開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
かまぼこの原料となる乾燥イワシ魚粉をつくるため, 魚肉のタンパク質変性を起こさない新しい脱水法の一つとして, 電気浸透法と機械的圧搾法の併用による連続脱水装置を開発した.本装置では機械的圧搾法のみでは最終含水比60%が限度であったが, 電気浸透法との併用によって, 処理時間が高々15分程度で最終含水比約40%以下に脱水が可能であった.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
関連論文
- 放電プラズマ焼結(SPS)法による大型・複雑形状セラミックスの開発
- 廃プラスチックを用いた耐食性ヒューム管製造の試み
- 双方向型カスケード式サーモサイフォンの開発
- カスケード型ヒートパイプの熱輸送特性
- 温度勾配を付した超臨界流体抽出塔を用いた魚油脂肪酸モノエステルの濃縮
- 超臨界ガス抽出による魚油成分の分離 (応用分野が拡大する超臨界ガス抽出)
- 粘土の乾燥収縮時の局所含水率と応力分布
- 難燃処理木材による木製ブラインドの制作
- 超臨界ガス抽出塔の温度分布制御
- 電気浸透法の魚肉脱水への利用 (食品化学工学と新技術)
- 2酸化炭素による天然物からのフレ-バ-,色素,薬効成分などの抽出 (食品新技術における低温の利用-前-) -- (超臨界抽出と低温)
- 超臨界二酸化炭素を溶媒とした尿素付加反応による高度不飽和脂肪酸の分離
- 電気浸透法による魚肉の連続脱水装置の開発
- 魚油成分分画プロセスのベンチスケ-ルテスト (最新の超臨界流体技術)
- 水産加工工場におけるボイラ-改善とドレン回収
- 気液系界面撹乱現象