粉粒体輸送装置への振動効果の応用に関する研究 : 傾斜輸送管路への応用
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概要
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本研究は, 傾斜した輸送管路における空気輸送方式の所要動力を低減するうえの基礎資料を得ることを目的としている.横断面が50×50mmの正方形で長さが4100mmの輸送管路で昇りおよび下り勾配を数段階に変え, その管路底面を加振した場合の効果について実験的研究を行った.その結果上り勾配の場合には, プラグ流などの高濃度輸送を除き, 加振の効果は期待できないが, 水平および下り勾配の場合には, 加振することによって輸送動力が低減し, 輸送効率を上昇させることがわかった.またその場合に最適の加振条件があることがわかった.
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