粉粒体空気輸送における所要動力低減に関する研究 : 輸送管に振動を加えることの効果
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概要
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粉粒体プラグ輸送方式の所要動力を低減する一つの方法として, 輸送管に振動を加え, 管壁とプラグの間の摩擦を減少させ, それによって輸送空気圧力を低下させることを図り, その効果と最適の条件を調べた.<BR>まず平板上のモデルに振動を加えた場合について解析と実験を行い, 次の内径25mmの水平および鉛直輸送管に, 試料として炭酸カルシウムをいろいろな振動条件の下で輸送して, 解析値と実験値とを比較し, 最も効果的な条件を調べた.その結果, 加振することによってかなり所要動力を低減できることを確かめることができ, 本方式を実際の装置に応用できる見通しを得た.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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竹内 文章
静岡大学工学部化学工学科
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狩野 武
静岡大学工学部化学工学科
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山崎 永司
静岡大学工学部 化学工学科
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都築 秀典
静岡大学工学部 化学工学科
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狩野 武
静岡大学工学部 化学工学科
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竹内 文章
静岡大学工学部 化学工学科
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