IPNV 感染及び非感染 RTG-2 細胞に対するニジマス白血球の NK 活性における個体差
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概要
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IPNV 感染と非感染 RTG-2 細胞に対するニジマス頭腎由来白血球の NK 活性を 51Cr 遊離法で測定した結果, それらはタイプ I: ウイルス感染細胞より非感染細胞を強く攻撃した個体(4尾), II: 非感染細胞より感染細胞を強く攻撃した個体(2尾), III: どちらも攻撃しなかった個体(11尾), IV: どちらも強く攻撃した個体(2尾)に分けられた.これらの結果から, ニジマスのNK 細胞にはアロ抗原(RTG-2)及びウイルス抗原(IPNV 感染細胞)の認識に個体差が存在することが明らかになった.
- 日本魚病学会の論文
著者
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岡本 信明
Department of Marine Bioscience, Tokyo University of Marine Science and Technology
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倉田 修
Department Of Aquatic Biosciences Tokyo University Of Fisheries
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池田 彌生
Department of Aquatic Biosciences, Tokyo University of Fisheries
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吉永 潔
Department of Aquatic Biosciences, Tokyo University of Fisheries
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池田 彌生
東京水産大学 資源育成学科
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岡本 信明
Department of Aquatic Biosciences, Tokyo University of Fisheries
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倉田 修
Department of Aquatic Biosciences, Tokyo University of Fisheries
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