ムシガレイから分離された非定型 Aeromonas salmonicida
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概要
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種苗生産され, 飼育中のムシガレイ 0, 1年魚および3〜5年魚の親魚群並びに放流のため標識を装着して飼育中の1年魚に, 頭部や体表の発赤, 口唇部や標識装着部位の糜爛を主徴とする疾病が発生した. これらの病魚の腎臓, 脾臓あるいは脳から一種の細菌が分離され, 生化学的性状および血清学的性状検査の結果, 分離菌は非定型 Aeromonas salmonicida と同定された. 分離菌はヒラメに対して病原性を示し, ムシガレイの死亡の原因菌と推定された.
- 日本魚病学会の論文
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