クロアワビ"筋萎縮症"病原因子の海水中での活性の持続性
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概要
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クロアワビ稚貝の中間育成過程において大量死亡を引き起こす, “筋萎縮症”病原因子の海水中での活性維持期間を以下の方法で調べた。すなわち, 病貝の磨砕濾液を10℃, 18℃, および25℃に設定した滅菌海水に加え, 5, 10および20日間おいた後, 健常稚貝に対する人為感染試験を行った。その結果, 25℃では5日間, 18℃では20日間で感染性は失われたが, 10℃では20日間経過してもその感染性は維持されていた。
- 日本魚病学会の論文
- 1995-12-15
著者
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