日本の志留紀三葉虫と頭足類とその古地理的意義
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Since an <I>Encrinurus</I> had been described from the Southern Kitakami mountains by Sugiyama in 1941, additional occurrences of Silurian trilobites were reported from Gionyama of Kyushu, Mt. Yokokura of Shikoku, Hitoegane of the Hida plateau and other places and Kobayashi and Hamada have published a monograph on <I>Silurian Trilobites of Japan</I> in 1974. Recently additional trilobites amplified the Japanese fauna besides Silurian cephalopods from Mt. Yokokura. All of these fossils are in a range from Wenlockian to Ludlovian, if not from middle Wenlockian to middle Ludlovian. <I>Encrinurus</I> and other fossils reveal affinities to the fauna of the Mongolian geosyncline on one side and to eastern Australian one on the other. The Silurian cephalopods indicate the faunal connection from Japan to Bohemia through South China and Turkestan.
- 社団法人 東京地学協会の論文
著者
-
浜田 隆士
東京大学教養学部
-
浜田 隆士
東大・教養
-
小林 貞一
日本学士院
-
濱田 隆士
日本科学協会
-
浜田 隆士
国際交流委員会
-
Hamada Takashi
Department Of Earth Sciences And Astronomy College Of General Education University Of Tokyo
関連論文
- 名誉教授の御近況
- 38 福井県勝山市における発掘調査から得られた恐竜化石のタクサと産状について
- 飼育環境下におけるオオベソオウムガイの殻成長
- 97 宮城県牡鹿町網地島の下部白亜系(Valanginian)長渡頁岩部層から産出したエビ化石について
- 日本におけるオウムガイ類飼育研究の進展
- フィリピン,タニョン(Tanon)海域におけるオウムガイ(Nautilus pompilius)の垂直分布ならびに形態の変異 : 古生物
- 横倉山三葉虫動物群の概要
- 阿武隈山地北部の上部デボン系-下部石炭系と立石ナップ
- 飛騨外縁帯福地地域の水屋ヶ谷層より産出したペルム紀放散虫化石とその意義
- 41. 三宅島 1983 年噴火の生態学と古生物学(日本火山学会 1984 年度春季大会講演要旨)
- 肉食節足動物アノマロカリスの口器構造と古生態復元
- 無侵襲計測による化石形態情報取得と 3D 映像研究(講演・指名討論の要旨)
- 17P. 三宅島 1983 年噴火の活動推移 : 映像・目視記録からの検討(日本火山学会 1984 年度春季大会講演要旨)
- (4) ヒロベソオウムガイの日本への漂着(日本貝類学会創立 55 周年大会(58 年度総会))
- 第二次オオベソオウムガイ飼育実験の開始
- オウムガイ類の生息範囲を推理する (オオベソオウムガイの謎--生きている化石)
- 東京地学協会と私
- 日本の古生代生物界の概観
- 835. 飛騨高原の福地近傍一重ヶ根産の志留紀三葉虫群
- 833. 四国横倉山の志留紀三葉虫群への第 3 追加
- 飛騨高原の福地近傍一重ケ根産の志留紀三葉虫群〔英文〕
- 四国横倉山の志留紀三葉虫群への第3追加〔英文〕
- 819. 四国横倉山のシルル紀三葉虫群への第2追加
- 四国横倉山のシルル紀三葉虫群への第2追加〔英文〕
- 802. 四国の横倉山フォーナに追加するシルル紀三葉虫
- 昭和前・中期の地史古生物研究の一面
- : 環境問題と地質学的立場
- 生きている化石等に欠かせない新分類名!
- "恐竜"を巡る最新の話題 : "恐竜"は爬虫類でなく温血の哺乳類!?
- わが国における博物館型活動と地球環境科学への展開をめぐって その3 地域特性をどのように活かし,専門領域のバリアをどうのり越えるのか?
- 二畳石炭紀の日本産三葉虫群に基づく古生代後期の東亜細亜古地理論
- 泥盆紀の日本三葉虫群とその古地理論上の意義
- 日本地学史資料調査委員会報告
- 日本地学史資料調査委員会-10年の歩み-
- 日本の志留紀三葉虫と頭足類とその古地理的意義
- 第22回万国地質学会議層位学委員会の報告
- 日本における造山期ならびに造山輪廻
- 西南日本地體構造と中生代古地理に關する一考證(其の5)
- アンデス南部の地質・古生物学的研究
- 歴史のドラマをひもとく--「失われた過去」と「埋もれた過去」 (宇宙・地球・生命の進化を探る)
- 古地理学の分化に就いての私の足蹟
- 日本の研究者から見た南米の化石
- 日本列島背後地の地史
- 明治大正時代の日本地質古生物学の文献目録I (外国人)
- 日本列島形成史の達観
- 「自然史博物館--人と自然の共生をめざして」千地万造著
- 博物館の,いま歩むべき道
- 火山島の自然環境変遷と, その人為との相互作用に関するシステム科学的研究 : 三宅島を中心として
- 3 残された課題 : ひとつのパースペクティブ
- 流体地球システムと人類
- 国際火山学会議「弧状列島の火山活動」の日本開催について(国際交流委ニュース(80-1))(ニュース)
- 万国地質学会議最近の動向
- 三葉虫類等に関する国際学術集会 (1973年, オスロー)
- シルル・デボン系境界と中・下部デボン系層位学委員会 (1972) 報告
- サンゴ類に関する国際古生物学シンポジウム報告
- シルル・デボン系境界と中・下部デボン系層位学に関する第III回国際シンポジウム報告
- 1967年デボン系国際シンポジウム報告
- ソビエトのシルル系 (1)
- 三宅島に緑よみがえる
- 似た古生物があちこちに (幻の大陸ゴンドワナ)
- 地球における極限環境と生物 (極限環境--生物の適応性と化学)
- 地球と環境
- 基調講演 変革を迫られる地球環境時代のアメニティ志向--人中心型から自然環境重視型 (第19回快適環境シンポジウム報告書 地球ルネッサンス in ODAWARA--快適環境の創造に向けてのパートナーシップ)
- 第55回石灰石鉱業大会特別講演 「地球環境とLimestone(石灰石)」
- 地球システムの立場からみた地学(近況・随筆)
- 18. A NOMENCLATURAL NOTE ON NEOPROETUS (PARAPROETUS)
- Arthropoda
- 千葉県椿海低地帯におけるキクメイシモドキの産出について
- 三宅島--火山島システム総合研究のケ-ス・スタディ
- Environmental Changes and Their Relations to the Human Activities in Volcanic Islands, 1981-1984:In the Case of 1983 Eruption of Miyake Volcano