Leuconostoc属の分離計数培地
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概要
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乳製品,とくにチーズおよびチーズ•スターターを対象とし,菌叢中に含まれるLeuconostoc属細菌を分離計数する目的で,JARVIKの平板法を改変した.基礎培地の組成と他の細菌に対する抑制剤として,α-ブロムプロピオン酸および酢酸緩衝液の添加量を検討した.その結果,最終的に,培地の組成および作成条件を決定した.(第4表)多数の試料について,この培地を用い,Leuconostoc属細菌の選択的計数分離試験を行なった.その結果,鏡検によって乳酸桿菌を除く操作を組み込むことによって,ほぼ満足すべき結果をうることができた.
著者
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浜本 典男
雪印乳業株式会社 技術研究所
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浜本 典男
雪印乳業株式会社技術研究所
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金内 稔郎
雪印乳業株式会社技術研究所
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三野 和雄
雪印乳業株式会社技術研究所
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金内 稔郎
雪印乳業株式会社 技術研究所
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三野 和雄
雪印乳業株式会社 技術研究所
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