鶏のGlutamic-oxalacetic transaminaseに関する研究 : I. 諸臓器中のGOT活性分布およびその経時的変化について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ブロイラー専用種を8週令まで,全卵粉を蛋白質源とした半精製飼料で飼育し,諸臓器中のGOT活性分布を調べるとともに,その活性値の経時的変化を調べた.なおGOT活性の測定は,REITMAN-FRANKEL法によった.1. GOT活性は,鶏の各臓器中に広く分布しており,特に心筋および腎臓では高い活性がみられ,ついで,肝臓,膵臓,脳および腺胃にもかなりの活性がみられ,十二指腸,筋胃,深胸筋,脾臓,直腸,肺臓および空腸では比較的低かった.2. 飼料条件を一定にして,GOT活性の経時的変化を調べたところ,各臓器とも,8週令までは,鶏の成長にかかわらず,GOT活性は,ほとんど変化を示さなかった.
著者
関連論文
- 養魚飼料における脂質の役割にかんする研究 : (II)ニジマスの必須脂肪酸欠乏にたいするリノール酸, リノレン酸および高度不飽和酸のエチルエステルの効果
- 養魚飼料における脂質の役割に関する研究-I : ニジマスヘの脂質の多量投与の効果と健康への影響
- 人工第1胃におけるガス産生像とその飼料価値評価への応用に関する研究 : II.各種炭水化物によるガス産生像
- 7.ニジマス餌料における必須脂肪酸(予報)(第78回議研究発表要旨)
- イソロイシン醗酵に関する研究(第10報) : 工業生産に関する試験
- Pulp Disc法によるビタミン及びアミノ酸の定量(第6報) : Streptococcus faecalis R. によるL-スレオニンの定量
- 鶏のGlutamic-Oxalacetic Transaminaseに関する研究 : II. 飼料中蛋白質量による諸臓器中のGOT活性の変化について
- 鶏のGlutamic-oxalacetic transaminaseに関する研究 : I. 諸臓器中のGOT活性分布およびその経時的変化について
- コイの蛋白質栄養に関する研究 II.