Stability ratioと関節窩の深さとの関係
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this study was to determine the stability ratio in various directions of the glenoid and to correlate them with the glenoid depth. 9 fresh frozen cadaveric shoulders were used. All soft tissues were removed and the glenoid was mounted horizontally on a 6-component load cell while the humerus was vertically clamped to a device. A 50-N compressive load was applied. Measurement was performed in 40 different directions and repeated twice. The glenoid depth was measured by a LASER sensor in 8 directions. The forces resisting translation were recorded. Then the stability ratio, defined as the peak translational force divided by the applied compressive force, was calculated. Pearsons correlation coefficient was used to evaluate the relationships between the stability ratio and the glenoid depth. The stability ratio was greater in the superoinferior direction than in the anteroposterior direction. The greatest stability ratio was detected in the inferior direction (52.9% at 180°) and the superior direction (48.3% at 10°). On the other hand, the smallest stability ratio was detected in the anterior direction (27.1% at 90°) and the posterior direction (26.2% at 280°). The glenoid concavity was deepest in the superoinferior direction and shallowest in the anteroposterior direction. A positive strong correlation was observed between the stability ratio and the glenoid depth (r=0.92, p=0.001). The stability ratio was greatest in the superoinferior direction and smallest in the anteroposterior direction. The glenoid depth was strongly correlated with the stability ratio.
- 日本肩関節学会の論文
著者
-
皆川 洋至
秋田大学医学部神経運動器学講座整形外科学分野
-
山本 宣幸
秋田大学医学部神経連動器学講座整形外科学分野
-
阿部 秀一
秋田大学医学部神経連動器学講座整形外科学分野
-
菊池 一馬
秋田大学医学部神経連動器学講座整形外科学分野
-
井樋 栄二
東北大学医学部外科病態学講座整形外科学分野
-
皆川 洋至
秋田大学医学部整形外科
-
山本 宣幸
秋田大学医学部神経運動器学講座整形外科学分野
-
関 展寿
秋田大学医学部神経運動器学講座整形外科学分野
-
阿部 秀一
秋田大学医学部神経運動器学講座整形外科学分野
-
井樋 栄二
東北大学医学部整形外科学分野
-
菊池 一馬
秋田大学医学部神経運動器学講座整形外科学分野
関連論文
- 外傷性初回肩関節脱臼後の治療法選択 : 高校ラグビー部員の場合
- 片足起立訓練の転倒と大腿骨頚部骨折予防介入効果
- 腱板断裂肩における烏口肩峰靱帯の弾性
- 烏口肩峰靱帯の変性と弾性との関係 : 超音波顕微鏡を用いた計測
- 骨化前の軟骨状態における肩峰の形態
- 生体での腱板断裂肩における烏口肩峰靭帯の長さ • 厚さの特徴
- 三次元超音波画像による腱板断裂形状評価の定量的検証
- 生体肩における烏口肩峰靱帯の弾性 : 超音波エラストグラフィーを用いた計測
- 腱板断裂に伴う腱板構成筋サルコメア長の特徴について
- 2次成長期における脛骨粗面部の発達と軟骨血流について
- 6 小学生ホッケー選手の足部の状況(骨・関節系理学療法I)
- 918 TKA術後における中間広筋の臨床的特性の検討 : 超音波画像診断装置による観察(骨・関節系理学療法,一般演題(ポスター発表演題),第43回日本理学療法学術大会)
- エストロゲンの欠如は成長軟骨板軟骨細胞を減少させる
- 肩甲間接窩の変性や形態的変化と腱板断裂との関連 : 屍体解剖所見
- MRアルトログラフィーを用いた反復性肩関節前方脱臼における関節包拡張の定量評価
- 腱板断裂肩における上腕二頭筋の上腕骨頭上方化抑制作用
- 腱板断裂肩における嚢胞状変化の診断における役割
- 棘上筋腱断裂に対する full can test と empty can test の有用性
- 腱板断裂肩における腋窩嚢の長さ : MRIによる計測
- 腱板断裂肩における上腕骨頭の上方偏位に対する上腕二頭筋の抑制作用
- 腱板断裂肩における上腕二頭筋の筋電図学的活動と肩関節筋力
- 腱板断裂と肩甲関節窩の変性所見との関連について
- MRIによる腱板断裂部位評価の指標について
- 腱板不全断裂の理学所見
- 肩甲関節窩の骨棘形成と上腕骨頭上方化との関連
- 肩腱板断裂における三角筋と腱板構成筋の筋萎縮
- 関節上腕靱帯の形態的観察
- 腱板断裂肩における嚢包状変化 : MRIと単純レントゲン写真との比較
- 棘上筋腱前方1/3(anterior tendinous band)の働き
- 投球動作における上方関節唇のひずみ : 屍体肩を用いた研究
- 下関節上腕靭帯の構造
- 各種インピンジメント徴候の診断的有用性
- 脱臼整復後の固定肢位による Bankart 損傷部の密着状態の変化 : 外傷性前方脱臼の1症例におけるMRIを用いた予備検討
- 屍体肩における sublabral recess の観察
- MR関節造影を用いた反復性肩関節前方脱臼における関節包拡張の定量評価
- 腱板断裂修復部のひずみに対する上腕挙上,回旋の影響-屍体肩を用いた実験-
- 腱板小断裂肩における棘上筋、棘下筋萎縮と断裂部位との関連
- 投球障害肩における上方関節唇損傷の臨床症状と症状誘発テストの診断的価値
- 下関節上腕靱帯複合体の機能 : 屍体肩を用いたひずみ測定
- 上腕回旋運動の腱板断裂修復部に及ぼす影響 : 屍体肩を用いた実験
- 肩関節前方脱臼整復後の固定肢位 : 屍体肩を用いた研究
- 学童期における脛骨粗面部の発育特徴について : 超音波診断でオスグット病を予見する可能性
- Stability ratioと関節窩の深さとの関係
- 棘上筋腱単独断裂肩における筋力の特徴
- 秋田県におけるハイレベル野球選手のスポーツ傷害 : メディカルチェックを通して
- 小, 中学校野球選手における上腕骨頭の後捻について
- 小学生ミニバスケット選手におけるスポーツ傷害の検討
- クリニカルパスによる入院日数短縮の要因 : 人工股関節全置換術について
- 下関節上腕靱帯の上腕骨付着部での剥離を伴った反復性肩関節前方脱臼の1例
- 特異な症状を呈した腱板断裂の1例
- 変形性股関節症に対するケアプラン表適用の効果と意義
- 腱板断裂肩における腱板構成筋筋萎縮の術後回復について
- 腱板断裂肩における三角筋と棘上筋の萎縮について
- MRIによる棘上筋萎縮評価の妥当性 : 屍体肩を用いたMRIと筋容積との比較
- X線像による腱板断裂肩の上腕骨頭上方化の評価
- 吸収性ポリグルコール酸不織布シートとフィブリン糊を用いた損傷硬膜修復 : 手技と初期成績
- 片側椎間孔進入後方椎体間固定(TLIF)の有用性 : 同一術者によるPLIFとの比較
- FESを用いた Hybrid 装具
- 化膿性脊椎炎に対する治療成績
- 骨粗鬆症患者のQOLに対する脊柱可動性と筋力の影響 (日本骨粗鬆症学会 平成16年度研究奨励賞)
- 機能的電気刺激による脊髄損傷に対する下肢機能の獲得
- 若年性一側上肢筋萎縮症(平山病)に対する手術療法の経験
- 6. トレッドミルテストによる腰部脊柱管狭窄症手術前後の歩行評価(第15回日本リハビリテーション医学会東北地方会)
- 骨粗鬆症性脊柱変形に対する運動療法
- 硬膜損傷および欠損に対する生体適合性代用硬膜の使用経験
- 胸椎膨隆型黄色靱帯骨化症術後の偽性髄膜瘤を長期経過観察した2症例
- 脊椎脊髄手術における硬膜欠損に対する生体適合性代用硬膜の使用経験
- 脊髄損傷に対するFES : 最近の動向(脊髄損傷におけるリハビリテーション医学の積極的な研究と臨床)(第40回日本リハビリテーション医学会学術集会)
- 骨粗鬆症の運動療法
- 私の診療経験から 骨粗鬆症の姿勢と運動療法
- 脊髄損傷に対するFES : 最近の動向
- 骨粗鬆症の背柱変形とQOL
- 棘上筋腱単独断裂の肩外転及び外旋筋力
- 肩関節脱臼整復後の保存療法 (特集 肩関節脱臼--最近の知見と治療法の進歩)
- 肩関節脱臼の病態と治療
- 肩関節不安定症の病態
- 外傷性肩関節脱臼の病態と治療
- 肩関節脱臼に対する外旋位固定の治療成績 (特集/新時代の運動器リハビリテーション) -- (イノベーション)
- 外傷性股関節前方脱臼の1例
- 東北整形災害外科学会100回記念に寄せて
- 腱板断裂の保存療法
- グラフ 症例にみる肩のスポーツ外傷--鎖骨骨折、上腕骨近位端骨折
- 症例にみる肩のスポーツ外傷--鎖骨骨折、上腕骨近位端骨折
- 骨軟部病変の良性悪性鑑別における 99m^Technetium-MIBI とdynamic MRI を用いた検討
- 外旋筋群疲労が挙上動作時の骨頭求心性へ及ぼす影響
- MR arthrographyにおける烏口下滑液包の画像所見と臨床的意義
- 骨盤後傾による臼蓋骨頭被覆度の減少と股関節症との関連について
- 肩関節疾患に対する肩皮膚温測定の試み
- 急速破壊性股関節症における肉芽組織の局在について
- 急速破壊性股関節症の発症関連因子に関する検討
- 急速破壊型股関節症 (RDC) の関節破壊進行過程における MRI 所見の検討
- 腱板修復における烏口上腕靭帯切離の有用性について
- 腱板剛性の測定と剛性予測因子の検討
- MR像における棘上筋筋萎縮の評価 : 矢状断像と冠状断像の比較
- MRIが診断に有用であった compartment 症候群およびその類似疾患の3症例
- 環軸関節回旋により脊髄圧迫が生じたC2神経根腫瘍 : 2例報告
- 動揺肩の病態
- 喫煙と腱板断裂
- 腱板断裂肩における肩甲関節窩骨棘のX線学的検討
- 無限の進歩は必ず原点にある : 超音波ゆえの超音波診断の未来