生体肩における烏口肩峰靱帯の弾性 : 超音波エラストグラフィーを用いた計測
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概要
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The purpose of this study was to clarify the elasticity of the coracoacromial ligament in live shoulders with rotator cuff tear. Forty-one shoulders in 24 persons were enrolled in this study. The average age was 52 years old (range, 15-84 years old). We investigated the presence of rotator cuff tear and measured the elasticity of the coracoacromial ligament by ultrasound elastography (EUB-7500, HITACHI, Japan). Ultrasound elastography was a useful method to quantify the strain of soft tissue when pressure was added. The strain ratio (the ratio of strain of the coracoacromial ligament to that of the rotator cuff) was used as the index of the elasticity. Thus, the higher the strain ratio was, the softer the ligament was. Pearson coefficient and Student t-test were used for the statistical judgment. The strain ratio of the coracoacromial ligaments without rotator cuff tear (29 shoulders) showed a negative correlation to the age (r=-0.825, P<0.01). The strain ratio of the ligaments with rotator cuff tear (23.75±15.05, 12 shoulders, 69.6 years old) was higher than that of the older ligaments without cuff tear (12.62±7.94, 10 shoulders, 64.6 years was) (P=0.0486). In shoulders with rotator cuff tear, the strain ratio of the ligaments with pain (14.37±10.15, 6 shoulders, 66.7 years old) was lower than that of ligaments without pain (33.12±13.59, 6 shoulders, 69.1 years old) (P=0.0221). In conclusion, the coracoacromial ligament became stiffened with aging but softened with the existence of rotator cuff tear. The ligaments with symptomatic cuff tear are more stiffened than the ligaments with asymptomatic cuff tear.
- 日本肩関節学会の論文
- 2008-06-30
著者
-
木島 泰明
秋田大学医学部神経運動器学講座整形外科学分野
-
皆川 洋至
秋田大学医学部神経運動器学講座整形外科学分野
-
冨岡 立
秋田大学医学部神経運動器学講座整形外科学分野
-
島田 洋一
秋田大学医学部神経運動器学講座整形外科学分野
-
山本 宣幸
秋田大学医学部神経連動器学講座整形外科学分野
-
阿部 秀一
秋田大学医学部神経連動器学講座整形外科学分野
-
菊池 一馬
秋田大学医学部神経連動器学講座整形外科学分野
-
皆川 洋至
秋田大学医学部整形外科
-
山本 宣幸
秋田大学医学部神経運動器学講座整形外科学分野
-
島田 洋一
秋田大学医学部
-
島田 洋一
秋田大学医学部整形外科
-
木島 泰明
町立羽後病院整形外科
-
菊池 一馬
町立羽後病院整形外科
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