若年女性の形態・体力および身体活動量の現状
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概要
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2004~2007年度「運動処方論実習」を履修した本学学生385名を対象に、本実習活動を通じて形態計測・肥痩度判定・体力測定・呼吸循環系機能測定・身体活動量調査を実施した。 形態計測の結果より算出したBMI値は約8割の者が標準と判定され、やせと判定された者は全国平均よりも少なかった。体力測定の結果より筋力系の指標である握力や立ち幅とびは、すべての測定年度において全国平均値より低かった。最大下運動での呼吸循環系機能の測定結果より、推定最大酸素摂取量の平均値は全国平均値と比較して高い値(40.45-41.68ml/kg/分)であった。しかしながら、半数以上の者は全国平均値と同程度であった。身体活動量調査の結果より歩行量は10,234±4022歩で、20-29歳女性の2004年全国平均値(6948±3897歩)よりも多かった。また、運動習慣のある者の割合は4.5%であり、全国平均よりも少なかった。 以上のことから、本学学生の多くは筋力不足であり、半数以上の者は全身持久力が低く、中強度以上の運動が不足している可能性が示唆された。
- 和洋女子大学の論文
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