竹林の拡大防止法としての竹切株への薬剤注入試験
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概要
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竹林の拡大防止のため、薬剤を用いた竹の効率的な枯殺方法を検討した。竹林の皆伐のみを行った試験区と、皆伐後に切株へ薬剤を注入した試験区を比較した結果、皆伐後に切株へ薬剤を注入した試験区では、翌春の新稈発生本数が少なかった。また、7月下旬に処理を行った後約2ヶ月経過後までに、皆伐のみを行った試験区において皆伐後に切株へ薬剤の注入を行った試験区に比べて多数のササ状に矮性化した再生稈が認められた。これらのことから、皆伐後に切株へ薬剤の注入を行った試験区では、皆伐のみを行った試験区と比較して当年および翌年の新稈の発生が抑制されていると考えられる。
- 2007-03-00
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