ウキアゼナ種子の出芽適温
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ウキアゼナ(Bacopa rotundifolia Wettst。)はゴマノハグサ科の一年生水田雑草で,北アメリカ原産の帰化植物である。日本では東海から九州にかけて分布しているとされており,近年では鹿児島県の水田においてスルホニルウレア系除草剤に抵抗性を有するバイオタイプの発生が報告されている。当該地域における防除法の確立は急務であるが,ウキアゼナに関する研究事例は少なく,水田雑草としての特性は十分に明らかにされていない。そこで,種子の出芽適温について検討した。いずれの実験においても,出芽最適温度は20℃~25℃と推察される。さらに,ウキアゼナの種子は光発芽性を有することが示唆された。
- 日本雑草防除研究会の論文
- 2012-03-00
日本雑草防除研究会 | 論文
- ミズアオイ属水生雑草の形態における変異
- 都市・市街地の雑草問題に対する意識調査
- 水ストレスに対するイヌビ工(広義)の生態的反応
- 水田におけるクサネムの個体数の推移と種子休眠性の変化
- 山形県および愛知県で採取されたウリカワのベンスルフ口ンメチルに対する薬量反応とアセト乳酸合成酵素遺伝子における変異