岡山県における2008年春季さわら流網漁業
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概要
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瀬戸内海のサワラは、2002年4月から水産庁の資源回復計画の対象となり、様々な資源管理措置や栽培漁業による資源回復が図られ、関係府県による放流効果調査が続けられている。本県でも、さわら流網漁業(以下、流網)によるサワラの漁獲動向や種苗放流の効果を継続的に調査している。岡山県における流網の漁期は、4〜7月の春漁と9〜11月の秋漁に二分され、春漁は内海への入り込み期に1歳魚以上の索餌群と産卵群を、秋漁は内海からの移出期に主として当歳魚を漁獲の対象としているが、秋漁については'98年以降、資源保護の観点から操業を休止している。本報告では、県下の'08年春季流網の漁獲実態と標識放流魚の混入率について明らかにしたので、記録にとどめる。
- 2009-11-00
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