<研究報告>成人看護臨床実習における看護技術の実施・習得状況および今後の課題 : 慢性期・周手術期の特徴の明確化と学内演習の充実にむけて

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概要

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本研究の日的は，「看護技術チェックリスト」をもとに，看護学生の各看護技術の実施・習得状況を分析し，慢性期実習・周手術期実習のそれぞれの特徴を明確にし，今後の実習および学内演習内容の見直しに役立てるための基礎資料とすることである。各看護技術の実施率は，慢性期実習および周手術期実習ともに全体的に抵かった。特に，それぞれの実習で実施・習得が望ましい看護技術のほとんどの実施率は，50％以下であった。しかし，実施した看護技術の習得率はおおむね高いという傾向があった。実施・習得が望ましい看護技術の実施・習得率を高めるために教員は学生に対して学習の意識づけを促すとともに，臨床の担当看護師と連絡調整を密に行う必要がある。また，「看護技術チェックリスト」を学内演習から積み重ねて使用できるような様式へ変更するなどして，学生の意欲や自信を高めることが必要と思われる。
弘前学院大学看護学部の論文
2009-05-31

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