Lifestyle factors related to temperature rhythms in children
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概要
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[原著] The purpose of this study was to clarify the relationship between lifestyle andtemperature rhythm in child. We conducted a cross-sectional study with 254 subjects.The study consisted of the day-by-day measurement of childrens temperaturerhythms and lifestyle factors such as their sleep-wake rhythm, meals, etc., and a selfadministeredquestionnaire completed by the parents of the enrolled subjects. Ananalysis of the results of the survey found that the children went to bed atapproximately 10 : 00 PM and woke up at approximately 7 : 20 AM. Approximately50% of children had entrained body temperature rhythms, and the proportionincreased for children 4 years old and older. Body temperature rhythms wererelated to time of going to sleep, time of waking up, and their age in months, andthe body temperature rhythms showed higher entrainment for earlier time of goingto sleep and time of waking up, as well as for higher age in months. The factorwith the strongest relationship was time of going to sleep. The time of going tosleep had the strongest relationship with the body temperature rhythm for both theyounger children and the older children. In addition, a relationship was observedfor the time of waking up among the younger children. 生活要因と幼児の体温リズムの関連を明らかにするために、1~5歳の保育園児254名を対象に調査を行った。 調査の内容は、体温リズムの測定および保護者への自記式質問紙とday-by-day plot法による睡眠覚醒リズム、食事等の生活状況調査である。 幼児の睡眠状況は、就寝時刻は22時前後、起床時刻は7時20分、体温リズムが同調していた子どもは約5割で、4歳児以上になるとその割合が高くなっていた。 体温リズムには就寝時刻、起床時刻、児の月齢が関連し、就寝時刻、起床時刻が早いほど、月齢が高いほど体温リズムは同調しており、最も関連の強い要因は就寝時刻であった。 年少児群と年長児群のいずれも最も体温リズムと関連があったのは就寝時刻であったが、年少児群では起床時刻にも関連が認められた。
- 2011-01-04
著者
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