関東山地西緑部に分布する第三系北相木層の地質
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概要
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The lower Miocene marine sedimentary rocks lie in the northwestern and western part of the Kanto Mountainland. In the former articles the author reported on the geology of the lower Miocene Uchiyama and Komagome Formations (Kosaka et al., 1991). The Kitaaiki Formation, which correspond roughly to the Uchiyama Formation, rest to the 10 kilometers south of the Uchiyama area also unconformably upon the older rocks of the Kanto Mountainland. By the detailed studies on the Kitaaiki Formation, following results are obtained : 1) The Kitaaiki Formation is crop out in the western, northern, central and southern part of the Aiki River saparately. 2) Typical fades of this formation would be seen in the central part of the Aiki River between Yukise and Hakose areas. 3) At the type locality, the Kitaaiki Formation is about 260 meters thick and is composed of basal conglomerates, sandstones and mudstones. 4) It is divided lithogically into three members. 5) Lower member is mainly composed of conglomerates and mudstones which yield molluscan faunas such as Malletia, Macoma and Cultellus. Ostrea shells are found in the calcareous matrix of the basal conglomerates. 6) Middle member is composed of black mudstones, lower part of which yield molluscan faunas such as Acila, Malletia, Nuculana and Macoma. 7) Upper membr is mainly composed of sandstones, mudstones and alternation of sandstone and mudstone. 8) Sandstones of the Kitaaiki and Uchiyama Formations belong to the lithic arenite in mineral compositions. 9) From these facts it is concluded that the Kitaaiki Formation is correlative of the lower Miocene Uchiyama Formation and changed from blackish to neritic environments.
- 信州大学理学部の論文
- 1991-10-30
著者
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