家庭、学校、地域社会の「教育の協働」に関する調査分析の報告 : 学校支援活動に関する由布市及び別府市の実態調査から
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概要
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子どもは「家庭」という最小集団の中で育ち、家族の愛情と躾によって心身共に健全に成長していく基盤を築いていく。その上で、学校という集団、地域社会という集団の中でさらに、人間としての「生きる力」を身に付けて「一人前の大人(社会人)」となっていくと言われている。 そうした中、平成18年12月に改正された教育基本法には、新たに、第13条に「学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする。」と規定され、教育の協働の推進が重要となった。そこで、地域住民の学校支援活動に関する児童生徒、教職員、地域住民の意識調査と分析を行った。そして、この調査分析から、地域住民の学校教育活動への支援が児童生徒にとって有効であることや、学校支援の推進に関する教職員及び地域住民の意識や課題が見えてきた。今後、課題にどう対応した取り組みが有効なのかが問われることとなる。
著者
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