インターネットによる地域情報提供サービスの評価分析
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概要
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インターネットホームページ(WEBページ)による情報の発信は、企業・個人に留まらず官公庁・地方自治体にまで急速にその動きが拡がってきている。こうした情報は、現地に赴かずとも入手できる上、窓口業務時間以外でも提供されているため、効率的な情報収集が可能である。また、情報提供だけでなくインタラクティブなサービスも可能であることから、情報の提供以外にも応用性が高い。そこで本稿では、地域情報の提供やその他のサ0ビスの充実度を、おもに都道府県のWEBページを対象に数量化した評価分析を試み、地理学的調査研究への活用の可能性を検討する。その結果以下のような指摘ができる。都道府県による情報提供は全体としてはまだ充実していないようである。これはまだ開始から日が浅い所が大きいと思われる。簡単に変更できるというWEBページの特性上、これらの情報は常に更新される可能性があり、情報量が増える可能性もある。また、各自治体が所有する情報を公開することがメインになっているが、双方向的な手法によるサービスも増えていくと思われる。積極的・効率的に活用できればかなり有用になることは間違いないと言える。
- 奈良大学の論文
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