高等学校地理A教科書に即したGIS(地理情報システム)授業実践
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概要
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本研究では、従来の教育GISの問題点として、学ぶべき技能が難解であることと、授業の年間計画において位置づけられないことを指摘した。そのため、容易に操作でき、教科書の記述に忠実に従うことで、授業で利用できるGISの提案を行い、それにより、課題を設定し、その課題を解決するためのデータを探索・入手し、地図化して考察するという、地理的見方・考え方を養うことを目的とする。年間6回の授業計画を示し、今回は、その第5回「世界の都市・居住問題」を扱う。具体的には先進国のロンドンのインナーシティ問題と、それがドッグランズの再開発により解消されたわけではないことを理解させた。しかし、地理的見方・考え方を生徒が身につけるためには、 Excelの利用に習得するなど多くの課題がある。
- 2008-03-31
著者
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