＜展望＞愛着表象の複数性と変容
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概要
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子ども時代の対人関係,特に発達初期の親子関係が後の対人関係に多大な影響を与えるという考えは,精神分析学理論の基礎をなす考えである(遠藤,1992)。そして,現在においても,子どもの発達における親の影響を明らかにすることが発達心理学の重要なテーマの一つになっている。本論文ではBowlby(1969,1973,1980)による愛着理論を取り上げ,愛着現象との相互作用を通して形成される"内的表現(内的作業モデル)"が個人にどのような影響を与えるかを概観する。
- 2000-01-25
著者
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