プレゼントの主観的な価値づけ(認知・感情,コミュニティとコミュニケーション及び一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
物の価値は、実用的な側面と感情的な側面によって規定される。プレゼントも、同様の価値によって規定されると考えた。最初に、今まで貰った中で一番嬉しかったプレゼントと嬉しくなかったプレゼントを想起し、なぜその感情が喚起されたか理由を自由記述で回答した。これらの記述から、価値を規定している要因を7つに分類した。内5は、感情的な側面に、残りの二つは実用的な側面に分類した。次に、それらの要因がどのように作用して、プレゼントの価値を規定しているかといった問題を質問紙調査により検証した。結果プレゼントの価値は、贈り手との親しさ、プレゼントがどれほど高価なものであるか、それが、どれほど自分の趣味・嗜好と一致しているかによって規定されていることが分かった。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-08-16
著者
関連論文
- チンパンジーによるヒトの行動への自発的な同調と調節(日本基礎心理学会第27回東北大会,大会発表要旨)
- 乳幼児期におけるコミュニケーションおよび社会的認知能力の発達 (パターン認識・メディア理解)
- 乳幼児期におけるコミュニケーションおよび社会的認知能力の発達(特別講演,顔・人物・ジェスチャ・行動)
- 乳幼児期におけるコミュニケーションおよび社会的認知能力の発達(特別講演,顔・人物・ジェスチャ・行動)
- ヒト乳児は他種の「幼児図式」にも選好を示すのか? : 種をこえたBaby Schemaの共通性(日本基礎心理学会第25回大会,大会発表要旨)
- 乳児期における運動情報の弁別・選好 : 姿勢運動発達との関連性から(日本基礎心理学会第24回大会,大会発表要旨)
- 非ヒトロボットと2〜3歳児とのインタラクション場面における行動随伴性の効果(日本基礎心理学会第26回大会,大会発表要旨)
- 乳児における乳児への"好み"(日本基礎心理学会第22回大会,大会発表要旨)
- 横顔刺激による反射的定位(日本基礎心理学会第22回大会,大会発表要旨)
- 乳幼児の笑いの魅力を基礎づけるもの (特集 笑いと癒し)
- 行為のメタ・シグナルとしての視線 : その発達と進化(「コミュニケーションと気づき」及び一般)
- 社会的相互作用にうめこまれた発話の理解に関する研究 : 6歳児と成人の比較から(「コミュニケーションと気づき」及び一般)
- 幼児の曖昧なコミュニケーション場面における原因帰属推論 : 成功・失敗に対する原因帰属の観点から(ライフサイクル(1):幼児の言語・対話モデル,コミュニケーションの心理及び一般)
- コミュニケーション場面における責任帰属判断の発達 : 接触原理を中心に(コミュニティ,コミュニティとコミュニケーション及び一般)
- 曖昧発話に対する語用論的解釈の発達過程 : 幼児期から学齢期における指示対象付与方略の検討(社会性の発達,コミュニケーションの心理とライフステージ,及び一般)
- プレゼントの主観的な価値づけ(認知・感情,コミュニティとコミュニケーション及び一般)