師範学校手工科用検定教科書における実習の内容と教授法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は、上原六四郎、岡山秀吉、阿部七五三吉が執筆担当した師範学校手工科用検定教科書の内容を分析し、同検定教科書における手工科教育の実習の内容的な特徴を究明した。同検定教科書における手工科の実習では、「木工」や、「金工」、「竹細工」から「コンクリート工」等までの広範な分野にわたって、道具ばかりでなく機械を含む多面的な作業と知識の精通が図られるとともに、教授法の点で、製作過程の分析に基づき教えるべき作業と知識を合理的に選択・配列し、それらを総合して教材としての製作課題に構成することが図られていた。
- 日本産業教育学会の論文
- 2005-01-30
著者
関連論文
- 師範学校手工科用検定教科書における実習の内容と教授法
- 初等教員養成の歴史的研究(2) : 小学校教員はどこから来たか(10 教師教育B,自由研究発表I,発表要旨)
- 初等教員養成の歴史的研究 : 小学校教員はどこから来たか(18 教師教育B)
- 東京高等師範学校図画手工専修科における教員養成の営み : 学科課程の特徴から
- 東京高等師範学校図画手工専修科における中等学校教員養成の変容--卒業生の勤務先動向から
- 師範学校手工科教員の養成における直接養成と間接養成
- 手工科教育の定着期における「文検」手工科の内容と特徴
- 師範学校手工科教員の養成における直接養成と間接養成
- 師範学校手工科用検定教科書における実習の内容と教授法
- 東京高等師範学校図画手工専修科における中等学校教員養成の変容 : 卒業生の勤務先動向から