東京高等師範学校図画手工専修科における中等学校教員養成の変容 : 卒業生の勤務先動向から
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概要
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東京高等師範学校図画手工専修科卒業生の多くは、師範学校で勤務し手工科を担当しており、東京高等師範学校図画手工専修科が、師範学校手工科教員養成に果たした役割は大きかったといえる。しかし、1914年以降中学校で勤務し、図画科と作業科を担当する卒業生が増加していた。これらの動向は、東京高等師範学校図画手工専修科での中等学校教員養成の機能が、師範学校手工科教員養成中心から、中学校教員養成に拡大したことを示唆していると考えられる。
- 日本産業教育学会の論文
- 2001-01-31
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