師範学校手工科教員の養成における直接養成と間接養成
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
戦前我が国の師範学校手工科教員の養成は、東京高等師範学校、東京美術学校および第二臨時教員養成所での直接養成と、試験検定、無試験検定の三方式で行われていた。直接養成の卒業生は合計858名でその内東京高等師範学校卒業生が248名、東京美術学校卒業生が587名、第二臨時教員養成所卒業生が23名であった。また、試験検定合格者が387名、無試験検定合格者が209名であった。これらは、戦前の師範学校手工科教員の養成にとって東京高等師範学校および東京美術学校が果たした量的役割が小さくなかったことを示唆していると考えられる。
- 日本産業教育学会の論文
- 1999-07-31
著者
関連論文
- 師範学校手工科用検定教科書における実習の内容と教授法
- 東京高等師範学校図画手工専修科における教員養成の営み : 学科課程の特徴から
- 東京高等師範学校図画手工専修科における中等学校教員養成の変容--卒業生の勤務先動向から
- 師範学校手工科教員の養成における直接養成と間接養成
- 手工科教育の定着期における「文検」手工科の内容と特徴
- 師範学校手工科教員の養成における直接養成と間接養成
- 師範学校手工科用検定教科書における実習の内容と教授法
- 東京高等師範学校図画手工専修科における中等学校教員養成の変容 : 卒業生の勤務先動向から