手工科教育の定着期における「文検」手工科の内容と特徴
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概要
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手工科教育の定着期(1907年〜1925年)の「文検」手工科においては、工業ないし産業における構想・計画・立案・段取りなどに関わる創意的・構成的能力を第一義に位置づけた物品製作の技能とともに、図学の知識およびそれを応用した製図の能力が最も重要なものとして求められていた。さらには工業分野の基礎を学ばせるという手工科教育の目的論やそのための指導法の理解、および自ら教材を選択して教育課程を編成する能力も手工科担当師範学校教員に必要不可欠なものとして重視されていた。
- 2013-01-31
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