制御用変換及び観測用変換を用いたHyRALに対する高階差分攻撃(セキュリティ,一般)
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概要
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HyRALは2010年にローレルインテリジェントシステムズの平田によって提案された128bitブロック暗号である.これまでに,HyRALには10ラウンドの64階差分特性が存在し,これを利用することによって鍵長が256bitのとき,14ラウンドのHyRALに対して飽和攻撃が可能であることが報告されている.本稿では,HyRALの新しい高階差分特性について報告する.制御用変換及び観測用変換を用いることによって,HyRALには104階差分により11ラウンドの特性を得ることが可能である.この特性の成立理由については,飽和特性分類を行うことにより,理論的根拠を明らかにした.また,この特性を利用し,Fergusonらが提案した部分和法を用いることによって,鍵長が256bitのとき,16ラウンドのHyRALに対して高階差分攻撃が可能である.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-07-11
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