ジャンクション温度変化によるLEDの劣化診断(電子・電気機器の信頼性,故障解析,劣化診断,信頼性一般)
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概要
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近年、照明またはセンサ用途として、LEDが多くの産業用機器に使用されている。省エネで長寿命という特徴があるが、点灯時間に伴う使用材料の劣化などにより、光量が減衰していく。そのため、使用環境下における定量的な劣化診断は、不具合発生の未然防止策となる。電気的な入力におけるLEDのエネルギー収支に着目し、正常品と劣化品の内部温度の差異を検証し、電気特性から推定可能なLED素子のジャンクション温度を診断パラメータとして選定した。LEDの光量減衰に伴うジャンクション温度変化(ΔTj)を劣化指標とすることで、光量を測定せずとも、LEDの光量が減衰する時間を高精度に推定可能であることを示す。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-06-07
著者
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