小中学校授業映像・音声のアーカイブ化やネット配信に関する倫理的諸問題(セキュリティ,一般)
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概要
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本稿は、小中学校の授業のビデオ撮影、記録(映像・音声)、情報共有は、どのような条件を満たせば法的・倫理的に正当化されるかを解明する。ビデオ撮影に関するテクノロジーのユーザビリティは日々向上している。技術的進歩を背景に、学校授業のビデオ撮影では何が記録され、何が共有されるべきか、特に教育の質向上を目的とした授業のビデオ撮影では、どのような情報を記録し、それらの情報はどの範囲で秘匿・保護されるべきか、撮影対象者や関係者とどのような合意形成を図るべきかを明らかにする。そのために歴史的経緯および法的紛争となった事例や実験的に行われている授業映像・音声アーカイブの実例を検討し、小中学校の学校長経験者らへのインタビューによる調査を行った。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-07-11
著者
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