2196 実測値にもとつくマスコンクリートの熱特性値の逆解析(マスコンクリート)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マスコンクリートの温度ひび割れを的確に制御するためには事前の温度解析を精度良く行う必要がある.通常,温度解析で与える熱特性値は室内実験の結果や示方書の値などを参考にして定められているが,コンクリートの打設条件が解析の仮定と必ずしも一致しないこともあり,事前の予測値と温度実測値に差異が生ずることがある.そこで本論文では,マスコンクリートの温度分布に影響を及ぼず5つの熱特性値を温度実測データよりGauss-Newton法により逆解析することを試み,本手法が温度実測値を用いたマスコンクリートの熱特性値推定に適用可能であるかどうかを検討した.
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1999-06-21
著者
-
遠藤 孝夫
東北学院大学 工学部土木工学科
-
黒後 卓也
東北学院大学大学院工学研究科
-
坂西 馨
東北学院大学工学部土木工学科
-
菅井 幸仁
東北学院大学 工学部土木工学科
-
遠藤 孝夫
東北学院大学環境土木工学科
-
黒後 卓也
東北学院大学大学院'工学研究科土木工学専攻
関連論文
- 高温下で三軸圧縮応力を受けるコンクリートのクリープおよびクリープポアソン比に関する研究
- マスコンクリートの温度応力研究委員会報告
- X線マイクロアナライザーを用いた硫酸ナトリウムによるモルタルの劣化進行に関する検討
- アスファルト,ベントナイトを混合したコンクリートの乾燥収縮とクリープへの影響要因に関する検討
- 非貫通ひび割れを有するコンクリートの水密性評価に関する検討
- 非貫通ひびわれを有するコンクリート構造物の水密性評価手法の高度化
- ひび割れを有するコンクリートの水密性評価法の検討
- コンクリ-ト複合材料の乾燥収縮とクリ-プへの影響要因の考察
- 鉄筋コンクリートラーメンの時間依存挙動に関する研究
- 振動締め固めを受けるRCCの動的挙動に関する解析的検討
- 都市ごみガス化溶融スラグのコンクリート用細骨材としての利用
- 振動締固めを受ける超硬練りコンクリートの物性値の同定
- 実測値にもとづくマスコンクリートの熱特性値の逆解析
- 実測値にもとづくマスコンクリートの熱特性値の逆解析
- 振動締め固めを受けるRCCの動的挙動に関する解析的検討
- 二次元場におけるマスコンクリートの熱特性値の逆解析
- 連続高架橋における粘性境界の伝播速度設定に関する一提案
- 半無限連続高架橋における粘性境界の設定
- 2052 振動締め固めを受けるRCCの動的挙動に関する解析的検討(フレッシュコンクリート)
- 2145 非貫通ひび割れを有するコンクリートの水密性評価法の検討(物性一般)
- 1104 鉄筋コンクリートラーメンの時間依存挙動に関する研究(乾燥収縮・クリープ)
- 2175 二次元場におけるマスコンクリートの熱特性値の逆解析(マスコンクリート)
- 3086 高炉セメントを用いたプレキャストコンクリートの初期応力に関する研究(プレキャストコンクリート)
- 2099 混合セメントおよび再生骨材のプレキャスト製品への利用に関する研究(プレキャストコンクリート)
- 2142 非貫通ひびわれを有するコンクリート構造物の水密性評価手法の高度化(物性一般)
- 1108 非貫通ひび割れを有するコンクリートの水密性評価に関する検討(物性一般)
- 透水・脱水によるコンクリートの品質改善方法研究委員会の活動
- 2196 実測値にもとつくマスコンクリートの熱特性値の逆解析(マスコンクリート)
- 2176 振動締固めを受ける超硬練りコンクリートの物性値の同定(高強度コンクリート(材料))
- マスコンクリートの温度応力研究委員会報告(委員会報告)