1050 厳しい塩分環境下にあるコンクリート構造物の耐久性(補修・補強(材料・構造))
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概要
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液化天然ガス(LNG)を気化させるための施設である開架式気化器(ORV)廻りは,海水の飛散によって厳しい塩分環境下にあり,鉄筋腐食やひび割れといった塩害の発生のためジ継続的な補修を行っている。本報告は,供用後約20年を経たORVに対して現地調査を行い,耐久性および今後の維持管理手法について検討を行ったものである。その結果,(1)鉄筋腐食はかぶりに大きく影響を受ける,(2)自然電位により腐食の有無が判定できる,(3)初期の段階での補修が有効かつライフサイクルコスト(LCC)は安くなる,等の知見が得られた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1998-06-30
著者
-
和賀 秀悦
清水建設(株)土木東京支店土木第2部
-
阿部 久雄
清水建設(株)土木本部技術第一部
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周藤 功
東京ガス(株)扇島工場施設部
-
前田 敏也
清水建設(株)土木技術本部
-
前田 敏也
清水建設(株) 土木事業本部 技術第一部 リニューアルグループ
-
前田 敏也
Hiper Cf工法研究会
-
和賀 秀悦
清水建設(株)土木東京支店土木第二部
-
前田 敏也
清水建設(株)
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