1041 熱赤外線を利用した壁面損傷の判定指標の構築と定量化に関する研究(耐久性診断・評価)
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概要
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熱映像を莉用したトンネル壁面の損傷診断では、熱映像内に損傷状態の相違を示す特徴的な温度分布パターンが現れるが、損傷を検知するた.めの判定指標をどこに設定すれば良いかの問題があった。そこで、本研究は損傷の判定評価に影響する因子として外気温、加熱条件、冷却時間、損傷面積などが温度分布特性に及ぼす影響を明確にし、トンネル環境に適応した損傷検知指標の構築を行った。その結果、外気温に対して損傷を分離できる最適な上昇温度と冷却時間が存在し、閾値の定量化により検知したい損傷を精度良く抽出できることが分かった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1998-06-30
著者
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