1196 熱映像によるトンネル壁面の損傷診断に関する実験的研究(非破壊試験)
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概要
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本研究は、熱赤外線センサで得られる熱映像を利用してトンネル壁面の損傷診断を行う場合た考慮すべき要因について実験的な検討を行い、実用化を図るものである。基礎実験では、タイルの色彩、艶の有無、材質ならびに表面形状などによる表面温度への影響ならびに裏面の損傷との関係を明らかにした。既存のトンネル壁面を想定した実験供試体では、加熱後の冷却時に得られた熱映像の温度特性値から求めた閾値によって2値化画像を作成して損傷を抽出する手法について検討を行った。さらに、この手法をトンネル壁面に張られたタイルの損傷診断へ適用できることを検証した。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1996-06-17
著者
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