2-3 集合住宅におけるゴミステーションの臭気対策に関する研究(セッション2 室内空気質II,研究発表,人間-生活環境系の現在・過去・未来)

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概要

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本研究では、放電型光触媒脱臭機の生ごみ臭に対する脱臭性能を明らかにするため、集合住宅におけるゴミステーションと同様の条件で評価を行い、生ごみ臭に対して一般に用いられている酸素クラスター脱臭と効果を比較した。また、放電型光触媒を用いた脱臭機の最適な動作方法を検討した。その結果、次の知見が得られた。(1)臭気濃度が高い場合の条件下では、酸素クラスター脱臭に比べ放電型光触媒脱臭機の方が脱臭性能が高い。(2)本実験で使用した光触媒脱臭機は、メチルメルカプタンの除去に優れ、生ごみ臭を低減できた。(3)放電型光触媒脱臭機を用いた場合、初期臭気濃度1000から1時間の作動で、臭気濃度約100程度まで低減できた。また、その後脱臭機を停止しても1〜2時間は臭気濃度約100を維持できた。このことから、連続的に脱臭機を作動させるのではなく、間欠運転を行なっても充分な脱臭が行なえることが示唆された。
人間-生活環境系学会の論文
2006-12-01

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