匂いクラスタセンシングフィルムの開発
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概要
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人が匂い分子を受容する時,嗅球上の特定の糸球体がこの分子で活性化される 似た分子の特徴に応答する嗅球にある糸球体は空間的に近く,クラスタを形成する 嗅覚では,基本的な匂いか存在しないが,匂いの性質は嗅球上のクラスタにより基本的な晴報として考えられる 本研究では,ポリアクリル酸(PAA)と分子インプリントポリマー(MIP)層をコーティングしたAuナノ粒子フィルムを開発した このフィルムは三種類のサンプルガスを結合の特性が異なることにより検出する CCDカメラを用いてLSPR現象により比色的方法が実現できる MIPの選択性により,センシングフィルムにサンプルガスを流す時,前と今のイメージを差分計算するという過程で異なるイメージパターンが得られる これらのイメージは匂いか類似するか異なるかを示す したがって,イメージングの方法により,匂いクラスタを測定できるセンシングフィルムが実現できる.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-01-18
著者
-
林 健司
九州大学
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今橋 理宏
九州大学
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林 健司
九大工電子
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陳 斌
九州大学システム情報科学府
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林 健司
九州大学システム情報科学府
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劉 伝軍
九州大学システム情報科学府
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孫 瀟
九州大学システム情報科学府
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中野 浩一
九州大学システム情報科学府
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今橋 理宏
九州大学システム情報科学府
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