混合情報源に対する可変長コスト付き情報源符号のオーバーフロー確率
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概要
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可変長コスト付き情報源符号化問題のオーバーフロー確率について考察する.符号シンボルに異なるコストが割り当てられた状況下で,コストをなるべく短くすることを目的とした符号化問題は,コスト付き情報源符号化問題と呼ばれている.コスト付き情報源符号化問題においては,通常の情報源符号化問題の平均符号長やオーバーフロー確率を一般化した,平均コストやコストオーバーフロー確率などの評価基準が提案され,解析されている.本研究では特に,コストオーバーフロー確率に着目する.コストオーバーフロー確率が一定値以下になるためのしきい値の条件は,既に一般情報源に対して導出されているが,その計算は一般的に困難である.本研究では混合情報源に対して,その条件を精密に計算した.
- 2013-01-14
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