可変ステップサイズを有するFXLMSを用いた狭帯域能動騒音制御システム(異種メディア融合,コンテンツ処理,メディア検索,電子透かし,一般)

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概要

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狭帯域能動騒音制御は,回転機械・機器が発する離散周波数をもつ騒音の抑制に用いられる。FXLMSアルゴリズムは,計算量が少ないこととそれなりの性能を有することからしばしば採用される。しかし,速い収束特性が要求される場合,または対象騒音が非定常性を有する状況においては,FXLMSアルゴリズムは不十分になる恐れがある。本研究では,狭帯域能動騒音制御に対して,可変ステップサイズを有するFXLMS(VSS-FXLMS)アルゴリズムを提案する。この新しいアルゴリズムは,従来のFXLMSに比べて,収束特性が大幅に改善され,計算量の増加が少量にとどまっている。多くのシミュレーションにより提案アルゴリズムの優位性が検証される。
2012-11-09

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