保育者養成課程に在籍する短期大学生の入学前教育の受けとめ方 : 大学適応との関係から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は、平成23 年度こども学専攻の入学者を対象に、入学前教育の受けとめ方が入学後の大学適応にどのような影響を与えたのか検討し、今後の入学前教育の実施方法に有益な示唆を得ることを目的として行われた。結果より、入学前教育から多くの情報を受け取ったと感じている学生ほど、ストレスを感じている度合いが低く、大学生活により適応していることがわかった。一方「教員との関係づくり」においては入学前教育の効果が顕著ではなかったことから、教員との交流の機会を増やしていくことが必要だと考えられた。また、資格取得を目的とした短期大学に特有の入学後の大学生活の厳しさをあらかじめ伝えることが効果的であると示唆された。
- 2013-03-01
著者
関連論文
- 保育者養成短大における学生の進路選択行動についての教育心理学的考察
- 鈴鹿短期大学における「学び」の存在論的次元 : 鈴鹿短期大学におけるFD の取り組みとしての授業事例研究
- 大学全入時代の短期大学における講義のあり方(1) : 講義評価と双方向性コミュニケーションの実践から見えること
- 集団活動において困難が目立つ幼児への運動を軸とした支援
- 放課後児童クラブにおける異年齢交流が低学年児童の体力に及ぼす影響
- 保育者養成課程に在籍する短期大学生の入学前教育の受けとめ方 : 大学適応との関係から
- 学生の主体的参加を高める短期大学入学準備プログラムの開発
- 生活コミュニケーション学研究所ミニシンポジウム記録 / 「特別支援」が求められる時代における保育者の専門性とは