大学英語入学試験への提言--言語テストとWorld Englishesの観点から-- (人間科学部特集号: 小林龍一教授退職記念号)
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概要
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現在日本では、毎年多数の英語入学試験問題が作成され、それらは試験実施後に「入試過去問題」として公表されている。そして、次の年にはまた新しい問題が作成され、使用後に公表さえるということが繰り返されている。このために多くの大学が一度しか用いない入試問題の作成に、膨大な時間と精力を費やしているのが現状である。この昨今の大学入試を取り巻く状況は、言語テストの観点からみつと必ずしもあるべき姿ではない。単に「作成」と「使用」を繰り返すだけでは、テストに求められる妥当性や信頼性を継続的に担保することは難しい。本稿では大学入試、特に英語科目における出題に対して、(1)入試の過去問題の活用、(2)テストスペックの作成、そして(3)World Englishesとして広まりつつある英語の多様な用法と「正解が一つ」であることを求められる入試問題をどのような形で整合させていくのかについての提言を試みる。
- 2012-03-31
著者
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