看護技術における行為の構造化(第3報) : 血圧測定における原則の観点から
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概要
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本研究は,第1報で得られた行為の特徴を血圧測定の原則と捉え,既存のテキストにどのように示されているか明らかにし,原則の観点から行為の構造を考察することを目的とした.血圧測定における原則とは,ケア関係/ケア空間作りからその解消に至るプロセスおよび正確な値を得るための手続きを指す.6冊のテキストから血圧測定の手順と看護師の行為を抽出し,表を作成して抽出した内容を入れ,その表現とプロセスを検討した.結果,ケア関係/ケア空間作りからその解消に至るプロセスは,どのテキストにも示されており,人間が人間に行うという看護技術の原則と考えられた.一方,身体性を内包する原則は記載されているが伝わりにくさがあった.これらはartとしての熟練した"わざ"であるが故に,言語で示す限界があると考えられた.また,正確な値を得るための手続きでは,送気球やネジを扱う為の順序が示されていなかった.これらの順序を示すことで,複雑な五感の連動をイメージしやすくなると考えられた.
- 北海道医療大学看護福祉学部学会の論文
- 2007-03-31
著者
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鹿内 あずさ
北海道医療大学 看護福祉学部
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花岡 眞佐子
北海道医療大学 看護福祉学部
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明野 伸次
北海道医療大学看護福祉学部
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伊藤 祐紀子
北海道医療大学看護福祉学部看護学科 実践基礎看護学講座
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花岡 眞佐子
北海道医療大学看護福祉学部看護学科
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鹿内 あずさ
北海道医療大学看護福祉学部
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平 典子
北海道医療大学看護福祉学部
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平 典子
北海道医療大学看護福祉学部看護学科
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伊藤 祐紀子
北海道医療大学看護福祉学部
-
伊藤 祐紀子
北海道医療大学看護福祉学研究科博士後期課程
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