パースィ看護理論におけるTrue Presence(真に共にある)の概念分析
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概要
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目的:本研究は,パースィ看護理論の"真に共にある"概念の属性および特徴を解明し,"真に共にある"看護実践方法に示唆を得ることを目的とした。方法:パースィ理論に関する著述2編と関連する4文献を精読し,"真に共にある"概念を示す部分を抽出して,Walker & Avantの方法を用いて分析した。結果:124の記述が抽出され,属性には1)パースィ理論における位置づけ,2)"真に共にある"看護実践,先行要件には1)"真に共にある"看護師の在り様,2)看護師が真に共にあろうとする対象の存在,帰結には1)意味を照らし出す,2)リズムに同調する,3)超越を結集する,4)QOLの向上が導かれた。結論:本概念分析により"真に共にある"概念が,パースィ理論の看護実践方法の基盤となり,理論の目標である「QOL向上」を帰結とすること,対象理解と主体性を重んじる看護実践であること,さらに"真に共にある"具体的方法が示唆された。
- 2012-12-25
著者
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