構成的グループエンカウンターを活用した看護基礎教育における対人関係能力の育成 : 不快の感情を持つ他者理解
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概要
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「援助的人間関係論」の授業において、「不快の感情を持つ他者理解」で構成的グループエンカウンターを実施した。その結果(1)学生は、自己覚知、感情表現、自己主張ができており、他者受容、役割遂行へと学びを発展できていた。(2)話し手側学生に「自己表現の抑制」、聴き手側学生に「自己理解の深化」があり、相互関係へと発展ができない学生がいた。(3)社会的スキルKiSS−18の「コミュニケーション因子」やオープナー・スケールの「なごませ因子・共感因子」は授業前後に有意に上昇し、対人関係能力が育成されることが示唆された。
著者
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