アカモクおよびヤツマタモク幼体の生残に及ぼす小型十脚類アシナガモエビモドキの摂食の影響について
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概要
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植食動物であるアシナガモエビモドキについて,ホンダワラ類アカモクおよびヤツマタモク幼体への摂食状況を確認し,ホンダワラ類幼体の生残に及ぼす摂食の影響を検討した。室内実験において,アカモクおよびヤツマタモクとも,実験開始直後から摂食され始め,4〜6日後にはほとんどが消失した。藻場が衰退する海域や藻場造成が成功していない海域おいて,アシナガモエビモドキ等小型十脚類による摂食については,摂食量では少ないが,海藻類の発芽初期の幼体への摂食影響に特に着目すべきことが示唆された。
- 2012-07-15
著者
-
藤井 誠二
(財)海洋生物環境研究所事務局研究調査グループ
-
鷲見 浩一
日本大学生産工学部土木工学科
-
北野 慎容
三洋テクノマリン株式会社
-
磯野 良介
(財)海洋生物環境研究所実証試験場
-
長谷川 一幸
財団法人海洋生物環境研究所中央研究所
-
藤井 誠二
公益財団法人海洋生物環境研究所事務局
-
山本 正之
公益財団法人海洋生物環境研究所中央研究所
-
長谷川 一幸
公益財団法人海洋生物環境研究所中央研究所
-
磯野 良介
公益財団法人海洋生物環境研究所実証試験場
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