商品パッケージにおけるデザイン戦略のための評価手法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
情報化社会における消費者の購買行動では,価格や機能性,操作性に加えてデザイン性が評価の対象となる.特に近年では,製品を手に取ったときの感触や眺めたときの美しさを与える形状デザインや,視覚訴求力の比較的強い彩色デザインといった製品の外観デザインに注目して購入する消費者が増えている.このような傾向は,商品のパッケージにおいても同様に見られ,そのデザイン効果を用いて商品価値を向上させようとする販売戦略は後を絶たない.しかし,缶製品や袋製品などでは陳列や流通コストの面からパッケージの形状に制限があり,そのデザイン性は商品パッケージに印刷される「色」と彩色する領域である「かたち」で強調するしかない.本論文では,こうした商品パッケージのデザイン効果を容易に向上させることを目的としたデザインの評価手法について提案する.また,商品パッケージのサンプル画を用いて,実際に評価した結果について述べる.
著者
関連論文
- Web 教材のための色情報を用いた学習強化システムの提案
- A-16-9 投影型複合現実感による実物体ペインティングにおける領域抽出(A-16.マルチメディア・仮想環境基礎,一般講演)
- 専門図書による学習分野の可視化手法を用いた学習支援システムの提案
- アート創作におけるインタラクティブ支援環境(未来開拓谷内田プロジェクト-アートとインタラクティブ支援デバイス)
- アート創作におけるインタラクティブ支援環境
- 近接光学シースルー方式複合現実感ディスプレイのための光学補正モデル
- 近接光学シースルー方式複合現実感ディスプレイのための光学補正モデル
- 投影面の反射特性とハイライト除去を考慮した複数プロジェクタによる重畳投影
- A-16-12 複数プロジェクタの重畳投影による投影面の反射特性を考慮した高色再現ディスプレイの構築(A-16.マルチメディア・仮想環境基礎,一般講演)
- 複合現実博物館のための反射色計測に基づくプロジェクタ投影テクスチャ
- A-16-31 液晶ハーフミラーを用いたMR型色再現(A-16. マルチメディア・仮想環境基礎)
- 複合現実感と感性(人と機械のインタラクション)(ウェアラブルな機械の時代/人と機械のインタラクション)
- Web 画像を用いたカラーコンセプト立案のための参照カラー提示手法の提案
- 光学シースルーディスプレイにおける近接照明効果の補正手法(複合現実感5)
- 透過度可変型光学シースルー方式を利用した実物体の色再現手法(「複合現実感3」特集)
- 高齢者のためのタッチパネル操作におけるカラーキャリブレーション手法
- 商品パッケージにおけるデザイン戦略のための評価手法
- 複合現実博物館のための反射色計測に基づくプロジェクタ投影テクスチャ
- 商品パッケージにおけるデザイン戦略のための評価手法
- 高齢者のための携帯情報端末における使いやすい操作領域の推定