スペックル制御のための導波型分極反転構造電気光学変調器(フォトニックNW・デバイス,フォトニック結晶・ファイバとその応用,光集積回路,光導波路素子,光スイッチング,導波路解析,一般)

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概要

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レーザーディスプレイはコヒーレンスの高いレーザー光を用いるため,スクリーンに投影する際,スペックルノイズと呼ばれる斑点状の画像ノイズが発生する.これを低減するための一つの方法として,レーザー光のスペクトル幅を広げることが有効である.そこで,大振幅高速位相変調により多数のサイドバンドを発生させて,レーザー光のスペクトル幅を拡大するための導波型分極反転構造電気光学変調器を提案する.本変調器では,マイクロストリップ平行結合線路からなる共振型電極を用いている.また,分極反転構造を用いて光の走行時間効果による変調効率の低下を補償しているので,高い変調指数を得ることができる.本稿では,その動作原理,設計,試作,評価実験について報告する.
2012-01-19

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