多峰性確率モデルを用いた動ベクトルの算術符号化に関する基礎検討(高精細画像処理・表示及び一般)
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概要
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近年の動画像符号化方式では,動き補償予測の技術が高度に発達しており,それに伴って動ベクトル情報の効率的な符号化手法が課題となっている.一般的な動ベクトルの符号化では,近傍ブロックからメディアン予測等の手法によって単一の予測ベクトルを算出し,当該ブロックの動ベクトルとの差分に対して符号を割り当ている.本稿では,ブロック毎に検出した動ベクトルを直接多値算術符号化することを前提とし,その水平・垂直成分に関する確率密度関数のモデルを,近傍ブロックの参照動ベクトル群を用いて動的に算出する手法について述べる.参照動ベクトルの配置や重み付けの方法について検討した結果,一般的なメディアン予測に基づく手法と比べて動ベクトルの符号量を20〜25%程度削減できることを確認した.
- 2011-11-04
著者
-
松田 一朗
東京理科大学 理工学部 電気電子情報工学科
-
青森 久
東京理科大学理工学部電気電子情報工学科
-
伊東 晋
東京理科大学理工学部
-
伊東 晋
東京理科大学
-
松田 一朗
東京理大 理工
-
青森 久
東京理科大学理工学部
-
伊藤 祐也
東京理科大学理工学部
-
伊東 晋
東京理科大学 理工学部
-
青森 久
東京理科大学 理工学部
-
松田 一朗
東京理科大学 理工学部
-
伊藤 祐也
東京理科大学 理工学部
-
松田 一朗
東京理科大学
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