九州の民間2市場における木材価格の時系列分析
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概要
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本報告は,九州地域の2つの民間木材市場におけるスギ,ヒノキ,米ツガ,米マツの丸太,製材計9品目の価格データを用いて,乗法モデルによる時系列分析とARIMAモデルによる価格予測分析を試みたものである。分析の結果,近年季節性のピークが9月から10月以降にずれてきていること,丸太価格は製品価格に比べて季節性が顕著でないことがわかった。また,趨勢変動については,スギよりもヒノキのほうが価格の上昇,下落が大きいこと,循環変動に関しては,6〜15年に及ぶ大きな周期と3年位の小さな周期がみられることがわかった。
- 森林計画学会の論文
- 2004-09-30
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